少量危険物の漏油検知
石油燃料の貯蔵又は取扱いは消防法で危険物と定義され、引火温度に応じた指定数量を規定して、設備(燃焼装置等や配管・貯蔵タンク) からの万一の漏れ・あふれ・飛散の流失事故を防ぐため、技術上の運用基準を政令で定めている。
また消防法では指定数量未満の危険物についても市町村条例で定めるとされ、東京都火災予防条例は少量危険物(指定数量の1/5以上)として運用基準を規定しています。
リークラーン漏油検知センサは油に接触すると電気抵抗を上昇する特性があり、漏れによる流失を早期に発見して漏油検知器OD-7から警報を発することができます。
センサの種類と型式
設置場所 | センサ型式 | 耐水性 | 検知対象 | 保護ケース | 備考 |
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屋内タンク | FDF-L-250 | あり | 燃料油 | 防油堤内油だまり | |
屋内 漏油受皿 | FDF-L-10N | 燃料油 | BA-5が必要 | 油だまり | |
BE-8 | 防滴 | 燃料油/潤滑油(VG32相当) | |||
BE-6 | なし | 潤滑油(VG32相当) |